メッセージ

漢方と不妊症

不妊症に関しては、その昔我が国に於いては、一方的に女性側に責任が押し付けられる傾向がありました。例えば「嫁して3年、子無きは去れ。」の諺にも現われる通り、過剰なまでに封建的な思想が、そこには見て取る事が出来ます。

ところが現代の我が国に於いては、科学的な体型を持つ西洋医学が、主導権を握っています。従って不妊症には、男性の身体、女性の身体、両性の精神的側面、或いは環境等、実に多様な原因が存在する事実が、解明されているのです。

勿論この中には、身体の異常が明白で、不妊の原因が特定可能な事例も存在します。然しながら現実にはその多くの場合、不妊原因の特定は極めて困難となるのです。

それにも拘らず近年に於いては、不妊治療の技術は飛躍的に向上を遂げました。この不妊治療とは、不妊で悩む夫婦に於いては、妊娠の可能性を運んで来る素晴らしい技術です。ところがそれでも、妊娠率はまだ高いとは言えず、人工授精で5~15%、体外受精でも15%~25%に過ぎません。

さて不妊治療の種類は、上記の他にも多々素存在します。特に現代に於いては、タイミング療法やホルモン療法、人工授精や体外受精等が、実施されています。確かに、不妊の原因が特定出来る場合には、この種の西洋医学の治療が効果的となるのです。ところが、もし原因が特定出来ない場合には、漢方を用いた不妊治療の選択が賢明です。

何故なら、漢方による不妊治療を施すと、女性の身体に本来備わっている生理の周期を正常化して、ホルモンバランスを整備して、妊娠し易い身体を作る事が出来るからです。特に漢方薬の効果により、ホルモンを制御する能力や、妊娠に必要な体内環境、眠っていた物が引き出される訳です。これは根本的な治療として、大きな効果が期待出来るのです。

ところが、不妊治療も西洋医学となると、ホルモン剤や排卵誘発剤等の投与がなされます。ところがこの種の投与を受けた場合、想像以上の精神的肉体的な負担があります。こうなると遂には、治療自体がストレスの種と化す、こういう事例も少なからず実在するのです。やはりストレスを受けては、治療には逆効果です。更に、治療が長引けば医療費は高額に上り、その経済的負担は誰にでも可能ではありません。

この点、漢方による不妊治療なら、副作用も殆ど無く身体に優しいし、経済的にも負担が少ないので、万人にお勧め出来る方法なのです。

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